【マリオ64】N64コントローラ切替装置の製作③【装置製作編】
最終回です。画像多め。
このページでやること
①ケースの加工
②トグルスイッチと線の接続
③Arduinoと線の接続
④完成と動作確認
①ケースの加工
1.スイッチの穴あけ
まずはスイッチを通すための穴をあけます。
ケースの蓋側が下になります。
スイッチのネジになっている部分が通る穴を「上」の「中心」にあけます。
こんな感じ、だいたい6mmくらい。
穴をあけるときにカッターの刃をライターで炙ったもので切ると楽です。
※出てくる煙は吸わないこと。火事に注意。
組み立てるとこんな感じです。それっぽいですね。
通ることが確認出来たら取り外しておいてください。
2.Arduinoの穴あけ
次はArduinoのUSB接続部が出る穴をあけます。
が
その前にArduinoのいらない出っ張ったところをペンチとかで引っこ抜きましょう。
そしてケースを加工します。これめちゃくちゃ疲れるので根気よくやりましょう。
3.コントローラの線の穴あけ
最後にコントローラの線が通る穴を3か所あけます。
②トグルスイッチと線の接続
スイッチとコントローラの線を接続していきます。
まず、N64延長コードのメス側を端から10cmくらいのところでカット。
5cmくらいのところで被覆だけカット。ハサミでちょっと切り込みを入れてボキボキしてたらうまく取れます。
赤が3.3V、緑がシグナル、黒がGNDです。なんか白い紐も出ているのでカットしてください。
端から3cmくらいのところで被覆を剥がします。ここでワイヤトリッパを使うと便利。
終わったら熱収縮チューブを1cmくらいでカットして1本ずつ線に通しておきます。
(画像なし)
スイッチに画像を参考に取り付けていきます。
穴に線を2、3回巻き付けます。そして飛び出た線をカット。
熱収縮チューブを接続部にかぶせたらドライヤーの熱風を当てて収縮させます。
この作業を3回繰り返します。
オス側も同じような流れでくっつけちゃってください。
接続する位置はこんな感じです。
赤、緑、黒の線を巻きつける順番はどこからでも大丈夫ですが、横の列の色だけ合わせてください。
この時点でコントローラ切替装置自体は完成してるので動作確認してみてください。
③Arduinoと線の接続
最後の工程です。Arduinoと接続してInput Display機能を付けます。
スイッチの真ん中に取り付けた「オス」側の線を10cmくらいのところでカット。
適当に皮膜剥がします。
3色の皮膜も剥がし、ジャンパワイヤと緑の線をねじねじします。
同じようにジャンパワイヤと黒の線をねじねじします。
赤の線はジャンパワイヤを付けずにそのままねじねじします。
ねじねじしたら熱収縮チューブor絶縁テープで巻いて固定します。
こんな感じ。ジャンパワイヤと線は同じ色にしておけば見やすいですね。
緑の線をArduinoの2番、黒の線をArduinoのGNDに挿します。
これで装置は完成です。
④完成と動作確認
それではケースに入れてみましょう。
なかなかコンパクトに収まったと思います。
N64と接続するとこんな感じ。
動作確認をして動けば完成です。
ついでにInput Displayも確認しましょう。
USBをPCに挿します。
動作確認編でダウンロードしたNintendoSpy-release-1.10.1の中にあるNintendoSpy.exeを起動します。
Controller SourceをNintendo 64
COM PortをCOM5(人によって違うかも)
Viewer Skinで使いたいスキンを選択しGo!を押すと入力の画面が出てきます。
おまけの動画
Input Displayのスキンについて
Webで調べたりすると出てきます。入れるときはNintendoSpy-release-1.10.1\skinsの中に入れて下さい。
できる限り質問には答えますので何かありましたらコメントお願いします。
お疲れさまでした。
以上